株式会社クリフ

第15回研修【補習】 ふくしま農商工連携マーケター養成事業

2011年11月5日

実施研修 「福島路ビールの取り組みと今後」
講師:福島大学 西川和明福島路ビール 代表取締役 吉田重男
10:15~11:45
9:20福島駅集合し貸切バスにて9:30出発、10:00福島路ビール工場到着した。10:15から西川教授と吉田社長による福島路ビールの取り組みについて講義があった。厳選された麦と豊かな自然に恵まれた吾妻山の水から作られる福島路ビール。 工場では、ピルスナーやヴァイツェンなどのオーソドックスなビールをはじめ、「米麦酒」や「ピーチエール」といった、福島県産の素材を使ったオリジナルビールも製造している。その醸造工程はすべて職人による手作業。経験・技術・豊富な知識が、穀物の出来に左右されず、一年を通して均一でおいしい味を生み出している。 製造ロットごとの品質管理の徹底も、重要な製造工程の一つ。また、従来ごみとして廃棄されていた「モルト粕」は、野菜の栽培などに役立てられている。福島路ビールは福島県農商工ファンド事業で認定を受け福島産米コシヒカリを使用した米ビールを開発し販売している。受注製造割合が高いので今後の課題として一般市場へ向けたビールの販売シェアを拡大するために日々努力されている。