株式会社クリフ

ふくしま農商工連携マーケター養成研修 実施のお知らせ~農商工連携で地域の復興を!~

福島県は今、大変な状況におかれています。

地震や津波の被害だけではなく、
目に見えない放射能という問題と長く向き合わなければならなくなりました。

世界中でこのような状況におかれている地域はありません。
福島の地に住む多くの者が不安を抱えています。

自分の生活のこと、
仕事のこと、

とにかくどのようになるのか分からない・・・

というのが本音ではないでしょうか。

しかし、立ち止まってはいられません。

時間は過ぎていくのです。

何もしなくても。

私たちは生きて行かなければなりません。
生き抜いていくことと、
地域の復興が重なり合うことが必要なのです。

当社、(株)クリフは研修を通じ、地域に貢献するという企業理念の基、今まで語学研修を中心とした講座を開設してまいりました。

もっと地域に貢献できることがあるのではないかと
考えている中で福島という地域の活性化には農業を抜きには考えられないと思うようになりました。

私自身も2児の子供を持つ母として食べ物には気をつかってきました。
本当に福島にはおいしい物がたくさんあります。

桃、梨、リンゴなどのフルーツ、
飯舘村の飯舘牛、
会津の米、いわきの魚などなど。

福島の農産物をもっとおいしく、すてきな形に加工して皆さんにお届けしたい。

そのようなことができる人材を研修を通じて育てたいとの思いから、
今年、地域産品開発のスペシャリストを養成する研修「ふくしま農商工連携マーケター養成研修」を実施することとなりました。

農・商・工の方達が垣根を越えて連携し、
一つの目標に向かって新しいプロジェクトを立ち上げていくことが今こそ必要だと感じたからです。

準備を進める中、3月11日に東北地方太平洋沖地震がありました。
東京電力の放射能の問題もあり、今、福島の農業は大変な事態となっています。
研修会はできる状態ではないのではないかと悩みました。
しかし、既にお申し込みをいただいていた人達から、
ぜひ研修会に参加したいので中止にしないで欲しい。

こんな時だから志を同じくする仲間を作って立ち上がりたいんだ。
という声を聞き、研修会を実施することとなりました。
大変ありがたいことに多くの方からお申し込みをいただいている状況です。

福島は負けない。

福島の農業は必ず復活するとの思いを強くいたしました。

今回の研修は福島大学、福島市の協力をいただき、
地域特産品開発に必要な地域修得のためプロフェッショナルな講師陣をそろえることができました。

また、放射能の問題をどのように向き合って乗り越えていくのか、熊本水俣市が取り組んだ事例研究なども含め今、福島の地域に、農業に、商品開発に求めれていることをとことん追求した内容にいたします。

ぜひ、ご参加のほどお待ち申し上げております。

■ 問い合わせ先:

株式会社 クリフ
福島県福島市三河南町1-20 コラッセふくしま6F
Tel: 024-525-4046
E-mail: info@c-r-f.jp